11月のヒューストンの不動産の売り上げ情報が発表されました
HAR.COM(Houston Association of Realtors) では毎月ヒューストンの不動産売り上げ状況を発表していますが、今回も11月の売り上げに関しての発表が前日12/9にございました。1
10月に続き、11月も二か月連続で平均販売価格が下がりました。これは2012年の2月以来の事です。
HARの統計によりますと、11月の戸建て販売は10.5%下がりました。(合計4595戸の売り上げ、昨年の11月の売り上げは5135戸)
売上価格が$150,000から$250,000クラスの物件のみが販売を伸ばしていますが、ラグジュアリーホーム(高級住宅)などは22%のダウンと、平均販売価格も下がりました。平均の家をクローズ(売買)するまでの平均日程は、2014年の54日から55日と上がっています。
HOUSING INVENTORY (今マーケとに出ている物件がすべてなくなるまでの予想日数;こちらが5月以上であれば、購入する側に有利なBUYER MARKETで、5月以下であればまだ売り側に有利なSELER MARKETと判断されます)は、過去5か月は2.7か月であったのが、11月は3.4か月となっています。ちなみに米国全体のHOUSING INVENTORYは11月は4.8か月となっており、全米と比較するとまだまだ売りが側に有利な数字となっています。<以上HAR.COM PRESS ROOMの記事から要約>
詳細はこちらからご覧ください。
石油価格の下落で、ヒューストンの不動産がどう影響するかが、来年一番注目するところと、私も何度も申し上げておりますが、来年の1月以降の石油価格の動き、それに伴う大手石油会社の動きは一番注目したいところです。
ただし、不動産は需要と供給も大変重要なポイントになりますので、供給が需要よりも多くなれば、今後は買う側に有利に動くと思いますし、この石油価格の下落に伴い家を売る予定であった方たちが一旦留まってしまえば、供給が減るため、状況は変わります。
また、ヒューストンは1980年代に受けたオイルショックのような惨事を繰り返さないために、産業の多様化を目指しておりますので(それにしても石油産業が一番強いので影響がでるのは致しかなないのですが)石油以外の産業(ホテルなどのホスピタリティー、教育関係、医療関係、宇宙開発関係、エネルギー関係など)が増えてくる可能性もあります。
従って、石油価格の下落が、ヒューストンの不動産価格の下落、マーケットの下落と不況に追い込む事になると言い切れないところもあります。
ただ、以前のような物件がマーケットに出てきて、即オファーしても、競合、値段を釣り上げないと物件が獲得できないようなある意味狂気に満ちた家の買い方はなくなると思います。バイヤーもある程度余裕をもって、見た物件に即判断を迫られるような事もなく、探せると思います。 私としては、バイヤーにとっても、セラーにとっても、ある程度余裕があった方が、確実な納得できる判断の上の売買になると思うので、それくらいがいいのだろうなと思っていますが…
10月に続き、11月も二か月連続で平均販売価格が下がりました。これは2012年の2月以来の事です。
HARの統計によりますと、11月の戸建て販売は10.5%下がりました。(合計4595戸の売り上げ、昨年の11月の売り上げは5135戸)
売上価格が$150,000から$250,000クラスの物件のみが販売を伸ばしていますが、ラグジュアリーホーム(高級住宅)などは22%のダウンと、平均販売価格も下がりました。平均の家をクローズ(売買)するまでの平均日程は、2014年の54日から55日と上がっています。
HOUSING INVENTORY (今マーケとに出ている物件がすべてなくなるまでの予想日数;こちらが5月以上であれば、購入する側に有利なBUYER MARKETで、5月以下であればまだ売り側に有利なSELER MARKETと判断されます)は、過去5か月は2.7か月であったのが、11月は3.4か月となっています。ちなみに米国全体のHOUSING INVENTORYは11月は4.8か月となっており、全米と比較するとまだまだ売りが側に有利な数字となっています。<以上HAR.COM PRESS ROOMの記事から要約>
詳細はこちらからご覧ください。
石油価格の下落で、ヒューストンの不動産がどう影響するかが、来年一番注目するところと、私も何度も申し上げておりますが、来年の1月以降の石油価格の動き、それに伴う大手石油会社の動きは一番注目したいところです。
ただし、不動産は需要と供給も大変重要なポイントになりますので、供給が需要よりも多くなれば、今後は買う側に有利に動くと思いますし、この石油価格の下落に伴い家を売る予定であった方たちが一旦留まってしまえば、供給が減るため、状況は変わります。
また、ヒューストンは1980年代に受けたオイルショックのような惨事を繰り返さないために、産業の多様化を目指しておりますので(それにしても石油産業が一番強いので影響がでるのは致しかなないのですが)石油以外の産業(ホテルなどのホスピタリティー、教育関係、医療関係、宇宙開発関係、エネルギー関係など)が増えてくる可能性もあります。
従って、石油価格の下落が、ヒューストンの不動産価格の下落、マーケットの下落と不況に追い込む事になると言い切れないところもあります。
ただ、以前のような物件がマーケットに出てきて、即オファーしても、競合、値段を釣り上げないと物件が獲得できないようなある意味狂気に満ちた家の買い方はなくなると思います。バイヤーもある程度余裕をもって、見た物件に即判断を迫られるような事もなく、探せると思います。 私としては、バイヤーにとっても、セラーにとっても、ある程度余裕があった方が、確実な納得できる判断の上の売買になると思うので、それくらいがいいのだろうなと思っていますが…
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