続報:トロピカルストームMARCOとLAURAに関して

 毎日このトロピカルストームMARCOとLAURAの行先が変わっており、引き続き警戒が必要そうです。MARCOもLAURAもハリケーンに変わり、LAURAはアメリカに上陸する際にはカテゴリー2になる可能性も出てきました。

メキシコ湾は暖流で温かい風が常に吹いているため、ハリケーンの勢いや方向性もここで変わるといわれています。毎日状況は変わりますので、常時ニュースなどを見て状況を把握することをお勧めしますが、万が一に備えて準備だけはしておいたほうが良いかと思います。

前回の記事でも用意したほうが良いものの一覧を出しましたが、現地の友人から、3年前のハリケーンの際に用意したほうが良いリストを作った方がいましたので、それと私の過去の経験からまとめたものをシェアさせていただきます。(前回と重複しますが、ご了承ください) 

以下の写真は実際に自宅付近で取った写真です。これはHARVEYの際。実際に自宅が浸水したので、犬たちと共にテキサスから自分のボートを乗せて救助に来てくれた一般人の方々に助けてもらい、ボートで救助されました。私の場合HARVEY後の貯水池の放水で自宅が浸水したので、避難することは頭になく、慌てて避難の準備をしたので、実際に私が用意したものは、リュック一つと小さい旅行用のトランク一つでした。蓋をあけてみたらほとんど犬のものだったという経験があります。(犬が二匹いました)パスポートなど大切なものは用意しましたが、コンピューターなどは家において避難をしました。結局私の場合は貯水池の放水だったため、自宅に戻るまで2週間以上かかったので(それまで水が引かず)結局別にコンピューターを購入したので、今回は万が一の為最悪の自体にもっていくべきものはまとめておこうと思っています。





<実際にハリケーンが直撃する場合>

  • かなりの暴風雨になります。家の庭などに植木やオモチャなどがある方はすべて屋内に入れてください。
  • 戸建てに住む方は窓の外に板を打つ方もいます。(HOME DEPOTなどで購入、早く購入しないと売り切れる)
  • 車は高いところに駐車しておく。(アパートであれば三階以上の場所に停める、もしくは違う場所でも店など比較的道路より高いところにある場所に移す。二台ある場合は、一台は別の高いところに停めておく)
  • ハリケーンが追加するときはかなりの暴風になり、窓が割れるとかなりの風が入ってきます。2008年のハリケーンIKEがガルベストン湾を直撃した時には、私はクローゼットで避難しましたが、クローゼットやお風呂場などで避難することをお勧めします。決して窓のそばにはいないようにしてください。

<用意しておくとよいもの>

1.ドキュメント書類 

 パスポートやソーシャルセキュリティカード、Birth Certificate, Marriage Certificate などの書類をまとめておく

2.ペットドキュメント

ペットがいる方は、ペットの予防接種や狂犬病接種などのタグなどの書類をまとめておく

3.薬など

自分たちとペットの薬(処方があるものもないものも)風邪薬など処方しなくても買えるものなども用意しておくとよい。体温計は今はとても重要です。

4.救急セット

EMERGENCY KITという救急セットが売っていますが、バンドエイドや切り傷などの消毒のアルコールなど一通りそろえておくとよい

5.洋服

3日分の洋服、動きやすいもの。停電などもするので汗をかくので軽いものが良いが、夜はすずしくなったりすることもあるので、カーデガンなども用意するとよい。靴はスニーカーとサンダルがあるとよい。いくつかソックスと洗濯用洗剤なども用意するとよい。ペットはペット用のベストがあるとよい。(これらは万が一ボートなどで救助される場合)

6.食べ物

3日分の食べ物などを用意しておくとよい(火を通さなくても食べれるもの。缶フードやクラッカーなど。万が一停電の時に備えて)


7.ペットの食べ物

猫がいる方は、猫用の缶フードをもっていくとよい(猫は環境の変化に弱いので、食べやすそうなものが良い)犬も缶の犬フードなどもっていくとよい。


8.クーラーボックス+アイス

万が一停電した時に冷蔵庫、冷凍庫のものが溶け出すため、クーラーボックスなどにどうしても溶けては困るものを入れておく


9.携帯やタブレット、コンピューターなど

充電をきちんとしておく、またポータブルの充電器などがあればそちらも充電をしっかり。


10.緊急連絡先や家族、知人友人などの電話番号をメモする(意外と重要)

万が一停電が長くなり、電話の充電が切れてしまった場合、電話番号を記憶していない方が多いと思うので。


11.水

水は3日分ほど飲み水を用意する(水道が止まることは今までなかったのですが、断水することもあるので)またバスタブなどにはお水を張っておく。


12.電池で動くラジオ、および余分の電池

停電になるとテレビが見れなくなります。携帯などはバッテリーが切れる可能性もあるので、電池で動くラジオに切り替えて状況を確認。余分な電池もあると更に良い。


13.ガソリンを満タンにする(ハリケーンが直撃することになると町中のガソリンスタンドからガソリンが消えます)


14.その他

サンスクリーン、帽子、ペットがいればリーシュやクレート。ペットがマイクロチップを入れていれば、マイクロチップの内容(住所など)を確認。歯ブラシ、歯磨き粉などの旅行セット。プラスチックバックなど幾つか用意しておくといざというときに便利


用意周到にして、何もなければ、ああよかったねで済みますので、これがとり越し苦労だったよ!と思えるように祈っています。どうか皆様も安全にお過ごしください。


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