来週に予想される寒波の対策に関して

 来週の月曜日から火曜日にかけて寒波がヒューストンにもやってくるようです。日本と比べたら日常の冬日であると思いますが、寒さ慣れしていないヒューストンでは、寒波がやってくるというのは、ハリケーンがやってくるくらいにニュースになります。

まず注意いただきたいのは、前日など雨が降った場合、路面が凍結しましたら、会社や学校などは閉鎖する可能性が高いです。もし、閉鎖しない場合は、路面凍結での運転に慣れていないヒューストンニアン(ヒューストン人)なので、かなりの事故に遭う可能性も高いので、十分注意して(自分だけでなく周りの運転に)下さい。

その他、以前にも載せた寒波対策の記事を再度ここで掲載させていただきます。

2021年にヒューストンには大寒波が襲い、電気が使えなくなり、かなり寒い思いをした方も多かったと思います。ただし、用意をきちんとしておけば、電気が切れてしまうような事態になっても、そこまで大変な思いをしないと思いますので、幾つか用意しておくべき事を上げておきます。尚、私はヒューストンに28年住んでいますが、大寒波で停電にあったのは、2021年の大寒波のみです。

まず、家に住んでいる方(賃貸も含め)への注意です。

①スプリンクラーの水を止めてください。

賃貸の方は大家さん、管理会社に連絡をして、スプリンクラー対策を依頼してください。

持ち家の方は、このYOUTUBEを見てください。 まずスプリンクラーの水を止め(下の蛇口を平行にすると水が止まります)そしてスクリュードライバーなどで二か所のねじを回して、そのラインに残っている水を出し切ります。 こうすることによって、スプリンクラーの凍結を防ぐ事ができます。


②プラスαでスプリンクラーを守りたい方は、以下のようなカバーがAMAZONなどで購入できます。SPRINKLER COVERで検索してみてください。



③更に外に出ている水の蛇口の部分は、以下のようなカバーで覆うと、凍結を防ぐことができます。HOME DEPOTなどでも売っています。5ドルくらいです。AMAZONで探す場合は、FAUCET COVERで検索してください。

④スプリンクラーのパイプは必ずテープで巻いてあるのを確認してください。

**賃貸の方は、大家さんや管理会社に連絡をして、対応してもらう事をお勧めします。

尚、蛇口やパイプをタオルでまく事はお勧めできません。万が一水が漏れてしまった場合に、タオルに水がしみこみ、そのまま凍結するので、全く意味がなくなってしまいます。

バスタブなどの水はちょろちょろと出しておくと良いそうです。水を流し続けることによって凍結を防ぎます。

⑤外の植木などは家の中に入れてください。ガーデンなどはシーツなどを掛けると寒波によりガーデンや植木が死んでしまう事を防ぎます。

⑥万が一パイプが破裂した場合には、水の元栓を締めてください。(たいてい家の外の壁にあるか、家の外の歩道に近いところにあります)

参考になるビデオがFBにもございましたのでシェアします。

次に、用意しておくと便利なものです。

①懐中電灯(ヘッドライトのものがあると、両手を離せるので便利です)

②移動できるガスコンロ(AMAZONやHMARTなどでも売っています)家にガスが通っていない方は、万が一停電になった時に便利です。


③ホカロン(万が一停電になった時に便利です)

④乾麺やスープなどお湯を入れてすぐいただけるもの

⑤水(寒波で水道が止まる可能性もあります)は飲み水、そしてバスタブなどに水を張っておくと良いです。停電することがあれば水道が止まる事もありますため。

⑥蝋燭やキャンドルなど(停電の場合、ただし火の元には十分ご注意ください)

⑦移動用のヒーター(COSTCOなどで売っているヒーターはかなり強力です。もちろん停電にあったら使えませんが)

⑧停電の可能性もあるので、携帯やコンピューターなど充電はしっかり前日からしておくことをお勧めします。

⑨電池で動くラジオ(停電になった場合)

⑩連絡先を控える(携帯の電池が少なくなってしまった場合、連絡先が分からなくなることもありますので、どこかに控えて置く事が大切です。)

⑪電気毛布(こちらも停電したら使えませんが)

各家には暖炉がありますが、そんなに温かくなるものではないので、あまり期待されないように。 暖炉を使う場合は、必ず、暖炉の中のシュー(蓋)をあけて煙を煙突から出すようにしないと、煙が家の中に入ってきてしまいますので、要注意です。

このような寒波は毎年冬には一回か二回はやってきますが、用意周到であれば、そこまで心配することはありません。どうぞ温かくして過ごしてください。


Comments

Popular Posts