ヒューストンで昭和の日本を思い出す食堂的な店~レストラン泰子~

ヒューストンに来て、私も早20年が経とうとしていますが、日本食レストラン探しに関しては、とても苦労しています。 毎年日本には帰国しており、しかも日本列島新幹線旅行をし、美味しいものにも沢山めぐり合い、更に舌は肥え、ヒューストンに戻ってくれば、日本食に関しては、これくらいでお金を出すなら、自分で作ろうじゃないか(単にケチ?)という気持ちになってしまいます。

ヒューストンには100以上も日本食(なんちゃってレストランも含め)レストランがありますが、その中で私が気に入っているレストランは4軒ほど...
今回お気に入りレストランの一つとして、ご紹介するのは、レストランTAIKOです。

オーナーの野尻夫婦が経営しているお店。お店に入ると、奥さんの泰子さん(店は奥様のお名前から付けられました)が出てきます。 お店のメニューは、お寿司等はなく、日本の家庭料理、まさに食堂で頂いたような懐かしい料理が主...なんですが、シェフの野尻さんは、実は懐石料理専門の方なので、お勧めは、”野尻さんのお任せコース”です。
金額と内容を最低でも二日前くらいに伝えて頂ければ、お好みにあった、お任せコースを用意してくれます。

ご夫婦二人で経営しているので、店が混んでしまうと、食事などが出てくるのに時間がかかったりしますから、予め電話で予約を入れてメニューが分かっていれば先にオーダーしておくのも一つの手だと思います。 アペタイザーでお勧めなのは、お任せのアペタイザー(予算を伝えてくれれば、その時の素材で作ってくれます)、泰子サラダ、ゴボウスティック、出しまき卵などです。

お店は野尻夫婦が好きなジャズが流れていて、食堂的な店にしてはモダンな音楽です。が、泰子さんの天然の入ったチャーミングな性格もあり、お店に行き、泰子さんなどとお話をしていると、となんだか昭和の香りがして、長く日本を離れている私などは、本当に懐かしい気持ちになってしまいます。 昔両親が連れていってくれた、商店街にあった洋食レストランで、シェフも奥さんも家族がらみで知ってる...そんな感じです。

そうそう、値段もお手頃価格ですが、味も手を抜いていません。懐石出身のシェフなので、見た目にもこだわり、お皿なども素敵なお皿で出してくれます。 ここが食堂との違い。

例がないので、以前友人の誕生日で、お任せでお願いしていた料理の一部の写真を載せます。。お腹空いてたもので、写真の前に食べてしまったものが多く、これだけです... 次回はもう少しきちんと写真を撮って載せます。





ところで、このレストランTAIKO,先日HOUSTON PRESSというヒューストンの無料雑誌に載りました。この新聞はレストランやカフェ、スポーツジムなどヒューストンのあらゆる場所に置かれていて、ヒューストンのその週末のイベントなども掲載されていたり、レストランのレビューが載っていたり、ヒューストンのローカルな話題の記事(時にはポリティカル(政治的)な記事もあったり)が楽しめて、無料です。
RESTAURANT TAIKOの記事はこちらからどうぞ。

Restaurant Taiko
  • 11037 FM 1960 Rd W 
  • (281) 469-0202
  • ウエブサイトはありませんので、電話で予約してください。

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