ヒューストン不動産協会(HAR.COM)が6月の不動産販売状況のレポートを報告しています



HAR(Houston Association of Realtors) ヒューストン不動産協会から6月の不動産マーケット情報が掲載されました。

内容をごく簡単に要約しますと、新型コロナウィルスのための自宅待機令の後の5月に売買契約が決まった物件が、6月にクロージングされているため、平常の夏のヒューストンの不動産の売買のような勢いがありました。2019年の今頃よりも好調でした。ただし、再びコロナ感染の不安や感染者の増加などから、この正常な状況は秋には終わるだろうと予想しています。
HARによると、9328戸の戸建てが6月に売却され、昨年の8063を上回る15.7%の増加でした。
$250,000から$500,000の価格帯の家は一昨年と比べて28.3%の増加、次に$500,000から$700,000の価格帯(18.6%)
戸建ての中間地は3.6%増加した記録的な金額$262,000を記録しましたが、平均価格は$319,881と若干下がっています。


賃貸に関しては、戸建ては昨年と比べて15.3%の上昇でしたが、タウンホームやコンドミニアムは例年と変わりませんでした。平均の戸建ての価格は1%下がった$1906で、タウンホーム、コンドミニアムの平均価格は7.9%あがり、$1731と記録しています。

新しい物件が減少し、マーケットに出ている物件が契約が決まる傾向にあり、戸建ての数(インベントリー)は3.2か月となっています(昨年の6月は4.3か月)。NAR(NATIONAL ASSOCIATION OF REALTORS)によれば、全米の平均のインベントリーは4.8か月となっています。
DOM(Days of Market マーケットに出てから、契約が決まるまでの期間)は50-55日となっています。
 (**ブログ筆者註:インベントリー期間は、マーケットがどのように動いているかを知る大切な数字です。今出ている物件が新く増加する物件がないと仮定し、どれだけで売り切るかを計算するもので、需要と供給の関係からマーケットがSELLER向きかBUYER向きかを判断します。5か月以下であればSELLER側に有利6か月以上であればBUYER側に有利なマーケットとみています)

すべての資料は、HAR.COMから引用しています。詳細はこちらをご覧ください。
 
 

 

 

 
 
 

 
 

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