ハリケーンの季節になりました。準備した方が良いものリストのご紹介
ハリケーンシーズンは6月から11月と言われております。
ただし…たいてい大きなハリケーンは8月下旬から10月の始めにやってきます。10月が過ぎたら、ヒューストンは、メキシコ湾の温度や地形の関係で、ハリケーンシーズンは基本的に終わりと言われています。今までやってきた大型のハリケーンはほぼ、皆8月下旬から10月上旬にやってきていますので、まだまだ油断は禁物かと思います。
ハリケーンは、今までストーム(暴風雨)が、トロピカルストーム(熱帯性暴風雨)に変わり、そして突然ハリケーンに威力が増すというケースがあります。2017年にヒューストン全体に多大な被害をもたらせたハリケーンHARVEYも、元々ストームで、これが大型ハリケーンに途中で変わりました。
日本では震災がいつ起こるか分からないため、常に備えをしっかりすること、避難場所などを確認することなどで、日常生活を安心して生活していると思いますが、こちらでも同様です。やはり大切なのは災害のための備えです。 今のようにハリケーンなどが来ていない時期にこそ、災害対策をしておくこと。そして、私の30年近いヒューストン生活の中でも、ハリケーンが直撃したというのは数回しかありませんので、そこまで恐れる必要はなく、用意周到であればいざという時も慌てることがない、まさに日本の災害対策と同じです。
尚、ヒューストンではハリケーンなどが近づいてくる情報が入るや否や町中のスーパーから水、パン、クラッカーなどの常備品などが消え、ガソリンスタンドには長い列ができます。皆パニックになっているときに買い物に出るのは、テキサスでは銃の事件などもあり、危険なので、必要最低限のものは常に用意しておくと良いでしょう。
それでは、どのようなものを用意したらよいのでしょうか?
これは、私が28年ヒューストンに住んでいる経験から用意しておいてよかったと思えるものをご紹介します。
- 水(とても重要です)私は5ガロンのアルカリ水を5つ用意しています。このタンクが2つくらいになった時、アルカリ水の店に行って補充しています。ここまで用意する必要はないものの、2-3日家族が飲める水は常に用意しておくと安心です)
- 非常食(インスタント味噌汁、インスタントスープ、カップラーメン、クラッカーなど簡単にできるもの。2-3日分は用意しておくと良いです)
- 移動できるガスコンロ(停電になった時など、これでお湯を沸かしたり、簡単な料理を作ったりしました)
- チャッカマン、マッチなど
- ろうそく
- 懐中電灯
- 携帯などの充電
- 電池
- ガソリン(こちらは常に半分くらいになったらできるだけ満タンにする習慣をつけると良いかと思います)
- 書類など用意するリスト(ZIPロックなどに、何を用意したらよいかチェックリストを入れておくと良いです。リストとしてはパスポート、ソーシャルセキュリティー、クレジットカードなどの貴重品、薬、お子様の健康手帳など)
- 知人友人などの電話の連絡先(携帯が切れてしまった時のために)
- 電池で動くラジオ(停電の時はテレビも見れません。携帯もバッテリーが切れてしまうと連絡がつかなくなるので、あまり使えないと思います)
- 薬(常備薬、常に薬を飲んでいる方は余分に薬を処方していただく)
- 避難場所の確認(通常避難場所は近くの学校やコンベンションセンターなどになります)
- 常備薬などがあればそれらも常にまとめておくと良いです。
- 現金(停電になるとATMやクレジットカードなどが使えなくなります)
- ごはんやパンなど多く炊いたり焼いたりしたときは冷凍にしておく。
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