ヒューストン1月の不動産マーケット情報
HAR(ヒューストン不動産協会)から1月の不動産販売マーケット報告が発表されましたのでお知らせします。
2022年も年初めから不動産の売買は好調で、INVENTORY(売りに出ている物件)も記録的な低さを続けており、順調な価格の上昇の傾向にあります。
HARによると2022年の1月のマーケットは2021年の1月と比較すると、7.1%の上昇で6451戸の販売がされました。賃貸マーケットも好調です。
1ミリオンドルを超えるラグジュアリー価格帯の物件が一番好調な動きを見せており、昨年と比較すると52.2%の売り上げ、$500,000から1ミリオンまでの価格帯が次に47.1%の上昇。そして$250,000-500,000の価格帯が36.1%上昇となっています。
平均価格は16.2%上昇した$377738であり、メディアン価格(中央値)は17.9%上昇の$310,000となりました。
全ての不動産の販売は9.3%上昇の8134件の販売、1月の売り上げは2.9ビリオンドルという記録(28.1%上昇)です。
賃貸に関しても1月も好調な記録を出しております。マーケットが落ち着くのを待つため家の購入を延期した方たちが賃貸を選択しているため、戸建ては7.8%上昇(昨年の1月比)タウンホームやコンドミニアムは2.6%上昇しています。 平均の戸建て賃貸価格は9.7%上昇の$2070、タウンホームやコンドミニアは11.9%上昇の$1801となっています。
戸建てのINVENTORY 期間は昨年の1月が1.7か月に対し、今年の1月は1.4か月という記録を出しています。一番INVENTORY期間が高かったのは昨年の8月の1.8か月でした。一番低かったのは、昨年の3月から5月の1.3か月でした。全米でも平均のINVENTORY期間は1.8か月とNATIONAL ASSOCIATION OF REALTOR(NAR)は伝えています。
***INVENTORY期間とは…今マーケットに出ている物件が新しい物件も出てこないと仮定し、その物件が全て売り切った期間を計算したものです。5か月以下であればSELLERマーケット(売り手市場)7か月以上であればBUYERマーケット(買い手市場)6か月はちょうどバランスがとれている市場といわれています)
For HAR’s Monthly Activity Snapshot (MAS) of the January 2022 trends, please click HERE to access a downloadable PDF file.
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